ちょっと前に行ったのですっかり忘れていましたが、こちらの記事で思い出しました。
上野公園パンダ舎の下を走る「京成線」 見えない「電車」の気配を感じる(DANRO) - Yahoo!ニュース
この記事では、最後の方で軽く触れられていますが、京成の廃駅跡の一つ、博物館動物園駅が無料公開中です。
博物館動物園駅とは…
いつもは地上部分がちょこっとだけ顔を出している旧駅ですが、扉は閉じられて中を見ることは出来ませんでした。
そんな駅がちょっと前から週末だけ公開されています。
そう聞くと鉄道ファンの皆さんの期待が高まるかも知れませんが、実はこのイベントは東京藝術大学の展示会場としてこちらの駅遺構が使われていると言う事なのです。
つまり、展示のために開かれていて、展示を見に入れる、訳です。
とはいえ、普段入れない旧駅に潜入できるとあらば、展示だろうが何だろうが、行ってみたくなるじゃないですか!
てことで、近所でもあるのでチャチャっと行ってきました。
とにかく、早く行って並んで、整理券をゲットする。
整理券に入場可能な時間帯が書かれているので、その時間に再び来ると入れる。
というシステムなので、
早速ならびに行きました。
開放日は、金土日。
整理券配布開始は10時。
なので、人の少なそうな金曜日の9時くらいに行ってみました。
待機列は、駅の向かいの上野公園内に出来ていました。すでに30人くらいですかね、並んでいました。最後尾で時間まで待って、配布開始。
特に混乱もなく整理券をゲットしました。
整理券には、入場可能な時間帯が書かれています。これは一度にたくさん入れないので、時間帯ごとに割り振られているってことだと思います。
なので、先頭近くの人ほど早く入れて、後ろの方の人は数時間後にまた来なきゃならないシステムです。
待機時間は長くなりますが、先頭の方にいれば、整理券を受け取ってすぐに入れる訳です。
それ以外の人はその辺で時間を潰さないといけない。
幸い近くに動物園やら美術館やら博物館が山ほどありますし、上野駅前はお店もいっぱいあるので、時間つぶしに困ることはないでしょう。
むしろ、時間帯を過ぎてしまわぬよう注意しなければいけません。
で、私は上野の駅前で買い物などして頃合いを見て戻ってみました。
適当に写真を貼っておきますので雰囲気を感じてください。
入ると入り口内部の地面に巨大なウサギか突き刺さっています。
こういう展示なのだそうです。
突き刺さっているあたりの床が段になっているで躓かないように足元に注意してください。
正直、生身の駅舎を見たい人にはとても残念な状態で展示物が置かれています。
まあしかし、これも普段は入れない場所を公開してくれる貴重な機会を作ってくれているので、不満を述べても仕方ないのでしょうね…
とにかく中を見てみましょう。
ウサギかナントカっていうコンセプトの展示のようでウサギの駅員さんに切符(パンフレットの下の方が切符風になっている)を昔ながらの切符切りで切ってもらいました。(切符切りは展示者によるサービスのようなので、ウサギ駅員さんにお願いして切ってもらいましたw)
突き当りに透明な壁が作られており、その先にホームに続く階段があります。そちらは壁越しに見るだけとなります。
なお、透明な壁には、落書きができるようになっている(ペンも用意されている)ため、無数の落書きの隙間から先を覗く感じになります。これもちょっと残念な演出…
なるべく展示物を写さないように撮ってみましたが、あちこちに展示物があるのでなかなか思うようには撮れませんでした。(展示物を撮ってはいけない訳ではなく、純粋に駅遺構として撮りたかったので…)
展示を見せたい側と駅だけ見たい側のせめぎ合いというのも展示コンセプトなのかも知れませんがw(だとしたらまんまと術中に…w)
ウサギ邪魔だな〜(笑)
ずっと中に居たいのですが、見れるスペースも狭いので、まあこんなもんかなと外に出ました。
展示スケジュールや、整理券のシステムなどは、変更になる可能性もありますので、必ず、主催者情報をご確認になってからお出かけください。
旧博物館動物園駅「アナウサギを追いかけて」 | UENOYES(ウエノイエス)
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