さてさて
指宿で砂風呂とかなんだかんだ遊び倒すつもりだったのですが、行きたかった温泉がまさかのお休みだったので、これは枕崎まで行きなさいと言う神様のメッセージと受け取りました(笑)
という訳で、またまた指宿駅から電車に。
この電車、終点の枕崎で折り返して、鹿児島中央駅まで行くんですね。
ずーっと乗ってれば自動的に鹿児島中央駅まで戻れるんかー。そうかそうか。へー。
情報によると枕崎の駅前に、マンホールカード配布場所とマンホール実物があるようなんです。
折り返しのための停車時間が10分弱。
ダッシュしたらマンホールカードゲットして戻れるんじゃね?と愚考しました。
名付けて『枕崎ダッシュ』(笑)
いやまあ、乗れなくたって最悪3時間後の次の電車で帰ればいいんですよ。
ってなことを妄想しながら電車に揺られました。
しばらくすると
『次は、西大山!』とのアナウンス。
そう
この西大山こそが、JR最南端の駅なのです。
しかも
開聞岳(かいもんだけ)という綺麗なお山が見渡せてとても素敵な場所なんだとか。
これは興味ありますね。
で
いよいよ西大山に停車というところで『しばらく停車します』ってアナウンス。
わーい!
じゃあホームに出て、写真撮ろう!って
パチリ
パチリ
パチリ
幸せの黄色いポストをパチリ
と、、ひとしきり写真を撮ってさあ戻ろかなと思ったその時、世界は動いた!
否、
ドアが閉まった!
え?
走り出す電車。
遠ざかる電車。
小さくなる電車。
見えなくなる電車。
無人駅に取り残された僕。
指宿で歩き回って暑かったので上着脱いでたんで薄着な僕。
日は西に傾き、暖かいとはいえ12月、風に当たっていればやはり少し寒い。
スマホで折り返しの時刻を確認。
ゆうに一時間半は待たないと戻ってこない。
あははははははははははははは
荷物も電車内。
手元にはスマホと財布があるだけ。
ちょっとどうしたものかとJR九州に電話してみると、枕崎は無人駅なので荷物は下ろすことはできない。そのまま戻ってくるのを待つのみとのこと。
つまり無人駅で戻りの電車をボーッと待つのみ。
とんだサイナンタン(災難だ)!
ダジャレも虚しいサイナンタン
この待ち時間は人生について色々考える時間となりました(嘘)
幸い、駅の前に小さなお店(かいもん市場)があってちょっとした飲み物と食べ物、お土産品などかあります。
ここで、ぶらぶらと店内をウロついて、焼き芋買って食べたり、お土産品見たり、時間をやり過ごしました。とはいえ、小さな店なのでそんなに見るもんもないし、駅周辺をウロウロ歩いてみたり、まあ、駅周辺もなんにもないんですけどね、また店に戻ったり、駅のベンチでボーッとしたり、駅の思い出ノート読んでみたり…(笑)
スマホはいじりすぎるとバッテリーがヤバイので、極力触らず、沈みゆく夕陽をながめ、自販機のコーンスープで暖を取り、何してんだか…
さあ
いったいどうなってしまうのか…
(長くなりそうなので、つづく)