梅雨入りしましたね。
そろそろ蚊の現れるシーズンです。
そんな蚊の住処とも言えるような廃墟が近くにありました。
時折、得体の知れない動物が電線つたいに現れたりしていたために、いつしかハクビシン屋敷と呼ばれていた家です。
不忍通り沿いの好立地ながら割と広めの庭のある店舗兼住宅でした。
私がこの地に来た頃はまだ、薬局が営業していましたが、いつしか誰もいなくなり、荒れ放題、百日紅の大木は枝が伸びに伸びて道を隔てた当店にまで届きそうな勢いでした。
トタンの塀は、台風の度に剥がれて飛んで危険極まりなく、空き家が故にゴミも大量に不法投棄され、なんとも言えない困った状況が続きました。
そんなハクビシン屋敷が、ついに、解体されて更地になったのです。
でも、なくなってしまうと、なんだかちょっぴり寂しい不思議な感覚です。
そんなハクビシン屋敷の解体の様子をここに残して置きます。
さよなら、ハクビシン屋敷😭