青春18きっぷ消化の旅の第一の目的地は、愛知県津島市、名鉄津島駅から歩いて数分の牛玉山観音寺さまです。
9月9日の8時〜11時に、あの超人気の絵の御朱印を御朱印帳に直書きで描いていただける(当日御朱印帳を預けて、後日郵送)と言うので、青春18きっぷの期限内ではこの日しかない状況でした。(正確には9月4日もあったのですが、強力な台風が来ていて遠方から行くにはリスクがありすぎるので断念せざるを得ませんでした。)
9月8日にワークショップの予約が入っていたので、ワークショップ終了後ダッシュで向かいましたが、その日は豊橋駅までしか行けませんでした。(豊橋泊)
翌9月9日の始発の東海道線で名古屋の金山駅まで向かい、そこで名鉄線に乗り換えて、津島駅へと向かいました。
津島駅には、7時20分過ぎに到着。
Googleマップ片手に歩いて数分。無事に牛玉山観音寺に到着。すでに結構な行列ができていました。早速最後尾へ。50人くらいはいたでしょうか。8時からの受付と聞いていましたが、おそらく状況を見て早目に受付をスタートしていたようで、列は少しずつ前に動いていました。
並んでる間も続々と人がやって来て列の最後尾に並んで行きます。
8時前でこの状態なので、その後行列が半端なく長くなるのは予想に難くない状況でした。
見ていると車で乗り付けている人が多い。
愛知県という土地柄、車文化なので電車を使わないのは分かりますが、これが実は後々トラブルの原因になってしまいました。
並ぶこと30分ほどで、受付をしてもらい、御朱印帳とスマートレターと御朱印代をお渡しして無事完了。
その時点で、列は倍くらいの長さにまで伸びていました。この後どうなるのだろう…と心配しつつ観音寺を後にし、少し津島の街を歩いてみることにしました。
この日は曇っていましたが、気温も湿度も高く、すぐに汗ばんでしまうような状況でした。
津島の駅近の大通り沿いなのにあまり活気がありません。歩いている人はほとんどいませんし、開いてるお店もあまりありません。正直寂れてるなあと感じました。
ただ、すごい素敵な古い蔵が立ち並ぶ通りがあったりして、観光資源はいっぱいあるので、なんか勿体無いなあ、と。
10分ほどテクテク歩いたのですが、真っ黒い怪しい雲が近づいていたのでこれはヤバイなってことで駅に戻ることにしました。戻る途中に観音寺の待機列を見てみたら更に伸びに伸びて、お寺の敷地内に収まりきらない程になっていました。
津島では、他にも素敵な御朱印がいただけるところがあるのですが、まだ9時前ですし、雨の心配もあったのでまたいつの日か再訪することにして、再び名鉄線で移動することに。向かった先は京都です。その話はまた別の機会に。
ところで、車がたくさん来て起こった問題というのが、路上駐車などが原因のご近所トラブルがあったようです。近隣の有料駐車場は満車となり、溢れた車がコンビニの駐車場や路上などに駐車しまくって警察が指導にやってくる事態にまで発展した模様です。
詳しい顛末は、観音寺のホームページをご覧ください。
結論から言うと、9月9日以降の御朱印受付の全日程を一旦中止し、解決策が見つかるまで再開の予定なし、とのこと。
個人的に思うところとしては、待機列で待たないと受付てもらえないので、車で来た人はその間どこかに駐車しっぱなしとなり、駐車車両がどんどん増えてしまう。なので、一旦、整理券のようなものを配布して、待機列にいなくても(と言うか待機列は作らせずに)整理券の順番に受付て行くのが良いのかなと。受付番号をSNSなどでリアルタイムに更新するなどすれば、離れた場所に行く(飲食店でご飯食べながら待つとか、他の御朱印スポットを巡るとか)ことも出来るでしょうし、車の人は車で郊外のファミレスとか待ちやすい場所へ移動するとか出来るでしょう。若干形態が違いますが、野田市の櫻木神社や岡崎市の菅生神社などがこののうな方式をとっています。
整理券配布の人や、受付番号の連絡係などが必要なので、人員を増やさないといけませんが、あれだけ並んでしまうのではいたしかたないのかなあと思います。
公共交通機関の利用の呼びかけも必要ですが、都会の人と違って地方民は車で移動が常識なので、なかなか電車に乗りたがりません(私も愛知県に住んでた頃はそうでしたw)。
中止となってしまった日に行こうと思っていた人はとても残念でしょう。でもずっと永遠に御朱印をやめると言うことではないようなので、再開の日を願って、できるだけ観音寺の皆さんに負担が掛からないようお待ちいただければと思います。
あと、直書きではないですが、書置きの御朱印をいただけるツアー(津島の寺院巡り)などもあるようです。
人気になりすぎたこともあり、しばらくこの騒動は尾を引きそうですが、落ち着いて皆さんがゆっくり参拝できるようになる事を願うばかりです。